このような方へ

ストレートネックとは。

同じ姿勢をキープしている、座ったまま、下を向いている時間が長い等、その状態をキープしてると周りの筋肉や靭帯が固まってきます。戻した時も、動きがないので、真っ直ぐのままになってしまいます。

ストレートネックは、ネックなので首の骨。
頸椎は、７つある首の骨が、独立して一つ一つ動いていて緩いＵの字を描いているんです。それが下を向いた時に真っ直ぐになるんですよ。

ストレートネックが急に注目されるようになったのは、スマホの普及にともない、みんな下を向く時間が多くなったから。
スマホをいじって、下を向いている時間が多くなったので、真っ直ぐの骨の状態で固定されてしまいます。

もとに戻しても結局真っ直ぐのまま固定されてしまいます。

ストレートネックの一番の原因は長時間下を向くからです。

対処

マッサージ屋さんか整体に行く。病院に行く。

首の張りが主訴になるので、マッサージ屋さんに行く方が多いですね。

ストレス　→　顎に力が入る　→　首の張り　→　頭痛になる

下を向く　→　顎が奥に入る　→　力が入る　→　頭痛になる

頭痛になる原因は、顎由来の方もいるし、首由来の方もいます。

枕

枕を変えたら良くなると思っている方もいらっしゃいますが、枕もマウスピースと一緒で、それ以上悪くならない為の道具に過ぎません。
そもそも体が悪いのだから、そちらを治さない限り、枕を変えても良くなりません。枕は悪くならない為に予防をする感じです。

値段の高い枕は、オーダーメイドで角度とか測りますよね。でも結局、その日はその角度で良いかもしれないけど、日常生活で行う作業によって背中の反りや、首の位置って違うので、昨日は良い具合で寝れたのに、今日は違和感あるみたいになることもあります。

私が指導しているのは、体が教えてくれるって言うこと。
原始感覚と言って、人は本来、復元力とか自然治癒力とかを持っているので、こうすると良くなりそうだなとか、こうすると楽だと体が教えてくれます。

どんな良い先生が、「この枕で何センチで寝た方が良いよ」と言っても、その人がこの体勢で寝てると辛いなと思えば、それは良くないんですよ。

自分の身体が教えてくれるので、枕がなくて楽だったら、しなくても良いんですよ。
ちょっとあった方が良いのであれば、バスタオルを重ねて寝てくださいとか、感覚にしたがってください、といった指導をします。

先ほど言ったＵの字がなくなっているので、それを保つ為に、バスタオルを丸めた物を首の後ろに置いて2分間くらい寝ていてください。
そうするとＵの字の反りが出てきやすくなります。
真っ直ぐになっている人はＵの字を出す為に、やってみてくださいとか、スマホを目線の高さでつかうようにとか、そういう指導をしています。

ストレートネック施術

ストレートは生まれつきではありません。首の骨（頸椎）は7個あり、本来それらが

緩いUの字を描いています。ですがスマホや携帯ゲーム、家事などで下を向いた状態が長い人ほど肩から首の筋肉が硬くなり、本来頸椎1個1個が独立して動くものが独立性が失われ首のアーチが失われて真っすぐなります（ストレートネックの形）。

つまり下を向いている時間が長いほどなりやすいです。

ストレートネックは普段の姿勢も大いに関わってきますので、

当院では姿勢の指導と寝るときの枕の高さなどのアドバイスもします。

治療は首周辺の筋肉を緩めて、頸椎の矯正で関節の動きがついてくれば

症状は改善していきます。